王瑞雲/OhZuiun/診療所・東(ひがし)診療所/ 東京国立市東2-14-3(自由診療予約制)


2012年10月号    声を残して あなたは逝ってしまわれた!


今私は日本の童謡歌集のCDを聞いています。
今丁度「荒城の月」年齢の所為でしょうか?
私はもの悲しいのが好きで、
今日の夕方はあなたの「シャンソン」のCDをくり返し聴いていました。
丁度私が日本を離れる少し前の4月の中旬のこと。
Nさんを通して届けて下さった4枚目のCD。 でも昨日、Nさんからメールが届いて
朝(夜中)あなたが力つきて静かに逝ってしまわれたと知りました。
あなたが私の前に姿を見せて下さったのはもう数年前のことでしたね。
くり返しくり返し手術をなさって、 癌細胞は散っていたけど、
そして私は「やれるだけやりましょう!」とサポートさせて頂くことになりましたね。
私のアドバイスは厳しいと皆さんに言われる。
そう、人の「生命はいつまで・・・」なんて誰も判りません。
出来ることは、天地から授かっている知恵と愛の力を心静かに受け取るだけ。
私達の生命そのものが天地自然の一部なのです。
あなたは始め、今までの西洋医学での治療は「どうしましょう?」と私に聞かれた。
私は何にでも自信がない!
絶対、この治療で治るなんて言えないのです。
私自身は、癌病はチャンスと考えているけれど・・・
病気、それは信号、「危ないですよ!」と知らせて下されているもの。
癌病は赤信号。時を待てば次は緑にも変れる。
時を待つとは心穏やかに静かに学習すること。
御自分の来りし道をチェックすること。
特に口に入れたり、皮フにつけたりしているもの。
そして生活のリズムも研究すること。
人の生命は、他の生きものの生命を頂戴して成り立っているので、
生命なきものは体内に入れてはいけない!
動物達がその子ども達に教えていることったら


何をエサにしたら良いか?
どう天敵から身を守るか?
そして苛酷な天地自然の中でどう生きながらえるか?


それだけなんです。
人だって同じなのに、人は御先祖の教えを守り伝えて来てない。
特に近年はひどいですよ。
じいさんばあさん、父さん母さんの言うことを聞かずに
他の人々の話しに引かれる。
医療で言えば、明治初期文明開化のあおりをうけて、
御自分の伝統的な医療手段を捨ててしまわれ「蘭医学」一辺倒。
食べものに関しても、第二次大戦後一気に西洋のマネしてばかり、
そしてこんなに癌の方々が増えましたね。
医療と医学は全くの別物と私はあなたに説明しました。
そして私は、あなたが今までの西洋医学の治療も受けるのを 承知しました。
御本人の信じる方法で良いのです。
そして貴女は(あなた)は元気そうで、ずっと歌い続けて下さった!
最後に又、病院で手術とのこと。そして退院され子ども達に歌うのを教えられていると聞いてほっとしました。
そして6月某日夜中に静かに逝かれたと聴きました。 私は自分の経験から、人は自然の一部だから自然体にもどるべきだと信じている。
ですから日本の伝統食をおすすめして、
なるべく医師という他人に頼らない生き方をアドバイスしている。
日本には元々すばらしい伝統的統合医療があるので、
外人である私がその恩恵をこうむっている。
だって父も母も、そして今、私のつれ合いも癌だけど普通に生活している。
痛くもかゆくもない!体はいじくりまわさないのが得と私は知っているのです。
どんな病気も天から授けられる警告の信号。
これを教えて下さったのは「日本」というすばらしい社会。
貴女(あなた)の声を聴いて、今は日本の童謡のCDを聴いている。
声を残して私よりうんと若いのに先に逝ってしまわれたあなた!
どうしてこんな悲しいことが沢山起るの?
私は日本のもの悲しい童謡を聴くと、
日本に生れて本当に良かったと思うのです。
きっと天は私に「悲しみを止める方法を研究しなさい」と伝えて下さる。
日本にはすばらしい伝統的統合医療の知識があるのに、
使わないなんて本当にもったいない!
あなたはそれを私に教えて下さったのです。ありがとう!
どうかやすらかにお休み下さい。  

合掌
2012.6.29



                                                 王瑞雲(Wang Rui-Yun)