日本伝統統合医療研究所

新生存学の構築を! ー医療崩壊を予防する方法ー
(日本綜合医学会理事 国立市東診療所 王 瑞雲)

病気の問屋といわれた幼い時より、不思議にいろいろ病気をしても、最終的には生き延びている私です。


新コロナビールスの感染拡大で、世界中は大パニック状態ですが、私はビールス感染よりも、その後の経済問題の方が気になって仕方がありません。


第二次世界大戦後のあのひどい社会状態を思い出すからです。私はその当時5-6歳にすぎませんでしたが、社会のすざましい様子は、当時開催されていた、


「警察展」で知ることが出来ました。そして身の回りの大人たちの会話、様子でわかりました。


その後時代は進んで、外見上、平和に見えて、穏やかな時代といわれるときでも、今日に至るまでも、私は人の世とは「見えにくい、静かな戦場」であり、いつも「戦時中」と 感じていました。ですからそれに比べたら、ビールス感染自体は恐怖心もありません。


恐ろしいのは、人の殺意であるし、その見えにくい本能です。人類は生命発生以来、他の生命体との共生でこの地上に存在してきました。


今がある自分という生命も、非常に奇跡的なもので、過去の数知れぬ多くの人々の生命がなければ、私はいないのです。「自分が生きてゆくためには、どうしたらよいのか?」


そればかり考え続け、「仕事では生命を落としてはならない」と考えていました。


そしてその結果は「患者さんが私のところへ来なくても済む」ようにするのがよいとわかったのです。
努力を続けていました。あらゆる雑学で、日常の食事や、薬膳、自然療法、民間療法、東洋医学の治療、あらゆる方法で必死に実行したのですが、
期待するほどに私の負担は少なくなりません。そして行き着いたのが、「日本の伝統統合医療」でした。
見事に子どもたちはどんどん卒業でき、私を必要としなくなりました。経験上私は日本の伝統食お基本にした日本の統合医療は世界一だと考えているのです。


その思考哲学は、人と自然との調和を大切にして、人の中に敵を作らず、陰陽のバランスとそのあるべき姿を教えてくれるのです。


長年にわたり一人の人の成長も見てきましたが、本当に考えさせられることは多いのです。


今「医療崩壊」という言葉が出始め人はますます不安になりますが、私は「怖がらなくてもよい!」とお伝えしています。
日本はある国のように自己防衛に武器を持つような社会ではありません。「力を使っては何事もかたずかない」と知っておられるからです。
また医療は「プラスかゼロ」の働きが必要で、「マイナス作用のある医療、医術は必要ない」と考える人々も増えていて、より昔のご先祖さんの教えに帰ろうとする、動きもあります。
もともと人には生まれ持って生きてゆこうという生命力が備わっていますので、それを使って成長するのにサポートするので十分なのです。
その第一手段が食べ物、飲み物です。人の体は食べ物の化身であり、食べ物で出来ているのです。そして人は他の生物の生命をいただいて、 初めて自分の生命力を持てるのだと教えていただきました。生命の無い作り物の食べ物は形がどんなに立派で、どんなにおいしいと感じるのでも、そして空腹感を満たしてくれても、 食べ物もどきは、人を生かしてくれません。人に必要なのは本物の食べ物だと私は学びました。


日本の伝統食を学んでいて「近くて遠いものを食しなさい」と教えられ、近くの物はすぐわかりました。地産地消、三里四方の食べ物であり、自給自足が理想です。
葉緑素、海藻、魚などです。「一物全体食」の教えで、その生命体のすべてを食すのがよいという訳で頭でからしっぽまで、小さな魚などがよいとわかったのです。
そうはいっても、人そのものも地産ですので、とにかく大切なのは、一人づつの、身近な動植物を食すことでした。


今身近な植物について、野草や薬草、食べられる野草、毒のある植物など、学ぶ気があればどんどん学習できます。民間療法、自然療法、 いわゆるむかしからつたえられた「おばあちゃんの智恵」、薬膳学なども学ぶことが出来るのです。一人づつ体は違いますので、 最低一人づつが自分を生かす方法を身につけてそれから好きなことをするという、基本を幼いうちから、伝えねばならないのです。


学歴主義で子供たちに自然の生きる力をそぎ落とさないで、大人は、今もう一度立ち止まって、ゆっくり考えるチャンスをいただいていると考えています。


兎に角、「他人様になるべく頼らず、自分のことはできる限り自分で」と生きてこられる人が多いい日本では、さほど何事にも動じないのでないかと、私は考えるのです。


ですから。新聞テレビのニュースに怯える必要はないと考えています。「医療崩壊を予防する」なら。人々に本物の食べ物を。そして安心、安全、安定の住の提供を。


子ども達にはまず教育を正しく、提供することで、良くなってゆくと思うのです。各分野の現場には多くの素晴らしい方々がおられますので、その経験を吸収して、 方針を実行してくださるだけで、良いのでないでしょうか?


日本は世界の鏑矢であり、学びの国であると私は信じているのです。


「天は全てを見ておられる」普通の人々の普通のつつましやかな願いは、一人づつの生きる力です。





  〈文責:王 瑞雲〉




(有)タス・リサーチ付属 日本伝統統合医療研究所 業務内容
  1. 日本の伝統食をきちんと学ぶ事。
  2. 日本の伝統的医療・知識を整理、学習する。それを次世代へ伝える事。(自然療法・民間療法・おばあちゃんの智恵等)
  3. 市販されている医薬品で、家庭薬として使われて来たものについて学習する。
  4. 個人相談室の開設(有料)
  5. 「医・食・住・教・法」の確立と自立についての学習を続ける。