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王 瑞雲 日本伝統統合医療研究所

新生存学の構築を! ー医療者の逃げ道、強いもの勝ちの世界ー
(日本綜合医学会学術委員 国立市東診療所 王 瑞雲)

臨床医として長年仕事をさせていただき、個人開業医として50年近く「本当の医療とは何か?本当の人は何か、本当の人の世とは何か?」研究考察させていただきました。

私としましては医療の世界は本当に考えさせられます。今過去の総括を始めているのですが、学ぶことが沢山あります。

その中で「どんなに素晴らしい医療者であっても、病人のことは100パーセントは理解できないし、治すこともできない。病人が治るのを手伝うことしかできない」とわかりました。

今私達は医師として自分の五感プラス第6感で病人を理解する能力が落ちています。科学的といわれる検査データーのみが最上に良いに診断基準と勘違いされ、データに引っ掛からない真実が多いとも忘れられているのです。

病人の体と医療者の体はつながってないということすら忘れられてしまっています。

現代医療の検査データに出ることのみで、その病人を理解してしまいます。

ですから病人の訴える苦しみは無視され、まったく違う理解で処方して、病気を判断して、ますます病人を苦しめてしまいます。

私は病気の問屋といわれる位に多くの医師達にお世話になりました。多くの薬を処方され飲みもしました。

でも結局医師達に伝えようもなかった部分も多いのです。考えてみましたら、私の体は私しか分からないものだと、わかりました。

相手が医師であろうとなかろうと関係ないのです。両親でも兄弟でも、そして連れ合いでも同じです。

人は孤独な生き物で、つながっていないので、感覚は自分以外の他人には伝わらないのです。

医療者は、検査に現れる数値や、画像に出るもので病気を判断するように教育を受けています。

最近は専門家という名目で全身をパーツに分け、その部分のみに責任を取ればよいようになっています。

其れぞれ検査して、それでも何もデーターとして引っかからなければ、後は「精神科へ送り込む」ということで、責任を取らなくてもよいよいにシステム化されています。

医療者は「人は自然物であり、一人一人違うもの」という昔の教えも忘れ、自分の物差し以外で、本当のことを知ろうともしないのです。

ある女の子10歳、全身の痛みで苦しみ、悲鳴を上げていました。いくつもの大病院で精密検査をしても何も引っ掛かりません。

しまいにお母さんは、「精神科へ連れてゆくように」と医師達に言われたのです。私のところへ連れてこられた娘さんからの細かい聞き取りで、

私は「体内不代謝物質」の蓄積による痛みと判断して、日本伝統食の食養をお勧めしました。

漢方薬の何も薬を必要もせず、体のあるべき自然の状態へ戻してもらっただけです。そして普通の日常生活が出来るようになりました。

77歳の男性。全身原子爆弾を受けたように皮膚はただれ崩れ悪臭を放っていました。丹念に口に入れているものを調べましたら18種類の医薬品と肉中心の食生活、

それで私はまず日本の伝統食無農薬玄米菜食、少食など基本を守っていただき、西洋医薬品を少しづつ減らし漢方薬に入れ替え始めてゆきました。

そして2年後、全ての西洋薬が切れたら、皮膚はきれいになり、使っていた杖も忘れるくらいにすたすた歩けていました。

その前はどこの医療機関へ行っても、加療はするが、自然に戻すべく脱薬を考えてくれる医師はいませんでした。

医師の教育での基本「病人を治療するのは本人の生物としての自然治癒力であり、医師は手を加えずに観測するのがよい」との治療の原則を、教えられていないのです。

医療者という他人が病人という病状を持つ人を助けるには、自然の法則に従わねばならないということすら忘れられています。

医療者が素人の病人を治してあげていると錯覚して益々病人を苦しめるのです。そしてしまいに思うようにならないと「精神がおかしい」と精神分野へ分類してゆきます。

私自身子どものころから病弱で、その自分を生かすために医療の世界へ入ったのですが、たくさんの薬の他にタバコ、アルコールの飲んでいました。

煙草は深入りすることもなくすぐ離れましたが、底なしといわれた私がアルコールを断ったのは、50歳でした。そして向精神薬と完全に関係を切ったのは68歳を過ぎてからです。

多くの先生方のお世話になりました。そして生きようと思えば、病人は自然に戻る以外ないと知ったのです。

病人は一人筒違うのです。マニュアルにはまらない治療を必要とする人もあります。

医療者が本当の医療を知らず、教育され発表される医学知識で病人を治そうとして、逆に苦しめているということも多いいのです。

どんな検査にも引っかからず、見かけは医師の目からして何ともなくても、病人が苦しみを訴える時、それは「病人がおかしい」のでなく医療者が「本物を診る眼が足りない。」と身を引いて、自然な状態に戻し、病人の自然治兪力に期待するとよい場合があるのです。

そのためには医療者はまず病人の「訴え」に謙虚に耳を傾けることです。

今の医療者は自分の方が病人より偉いと錯覚しています。本当の医療情報は検査データでなく、その体がはっするいろいろなシグナルなのですが、今私達はその病人の声を聴く能力が落ちているのです。そして病人を作り出していると感じます。




(有)タス・リサーチ付属 日本伝統統合医療研究所 業務内容
  1. 日本の伝統食をきちんと学ぶ事。
  2. 日本の伝統的医療・知識を整理、学習する。それを次世代へ伝える事。(自然療法・民間療法・おばあちゃんの智恵等)
  3. 市販されている医薬品で、家庭薬として使われて来たものについて学習する。
  4. 個人相談室の開設(有料)
  5. 「医・食・住・教・法」の確立と自立についての学習を続ける。