王瑞雲 ブログ。論文。

「新生存学の構築を! ー孫がワクチンで苦しみましたー」  王 瑞雲 Wang Rui-Yun

2021.7.20

カナダでは、新コロナワクチン接種率は70パーセントと言われます。 政府はワクチン接種を強制しないと言われるそうですが、現実は2回打っていないと、 大学では教室にも入れません。職場でも仕事ができないので、人々は競って 「ワクチンを打つ」「そして自由に動きたい」そうです。

さて、アジア日本の現近代史や医療史を私なりの独学で学習続けてきた私にとって、 こういう、事態が起こりうると考えていましたので、51年前開業した時から、 人々にはイザの時のために「ご自分の土地、衣食住の確保を」とお伝えしていました。 私は医療活動は「人々が生きてゆかれるのを助ける事」であり、 「それは自分が生きるため」です。私は非常に利己主義者ですが、 お裾分けしないと罰が当たるので、私は自分のためにおすそ分けしています。 医療活動は手段であって目的でありません。普通にこの世に生まれたものが、 普通にまじめに働いさえすれば、つつましやかでも穏やかに生活でき、 ぴんぴんと仕事できコロリと逝けるそんな生活ができるといいなあと考えてきました。 そしてどうしたらそれができるかが、私の研究テーマです。

さて今総括期に入り、カナダに住むようになりましたが、 それも自然の成り行きで「女三界家に家無し。生まれて親に従い,嫁して夫に従い、 老いて子に従う」状態になりました。 さて日本で、このカナダでも新コロナに関する話は尽きませんが、 実際に孫が2回目のワクチンを打って、苦しんで私も内心ひやひやした経験が 起りましたので、ご参考にお知らせします。

孫は今大学生で大学の近くで、 友人たちと共同生活です。私は自分がアレルギーやアナフイラキシーを繰り返してきた 体質でしたので、ワクチンを打つのは怖いタイプです。 でも息子夫婦も孫も「平気だよ。ワクチンパスポートがないと学校へも仕事場にも、 行けないんだよ」とけろりとしています。私は止める力はないのです。

さてある日の夕方孫は2回目のワクチンを打ってきました。久しぶりの親との夕食、 そこに私も加わる。そうして数時間後に、孫は苦しみだしました。 左肩がはれ上がり、ちょっと触れるだけで飛び上がりそうです。とても痛いそうです。 其れより「苦しいよ! 息ができないよ! 心臓が痛いよ! 暑くって死にそうだよ!    体が苦しいよ!」と呻いています。徹夜で手当てになりました。 そして次の日の昼頃には少し楽になり、夕方まで留め置きました。

そうしましたら5時ごろベットより起き上がり 「もう帰る。試験前だから、早く帰らないと。勉強しないといけない」というのです。 父親が送って行くことにしました。もちろんその後の養生は教えてあります。

夜9時ごろ、孫から連絡がりました。「もう大丈夫だよ。普通に戻ったから」と いうことで、孫騒動は一日で終わりました。

さて私がこれを書く理由があります。 2020年一月から私は日本にいる間で、 「新コロナ感染の疑いある人々、実際にPCRプラスの症状のそろった人、 ワクチンが打てない体質の人々など」の相談を受けて来て治療も普通にして 手当てをしてきました。中には血栓症まで起こしていた人もいましたが、 日本の伝統的な統合医療の手当で、ごく普通にお金もかからず、短期間で納めて きたからです。漢方薬や鍼灸は個性的な人の身体ですので、 「新コロナだったらこの処方」とは私は言えないのです。 御専門の先生たちへ行かれることをお勧めしています。 ただこうすれば害はないし、最低の手当てができるでしょうというのを知っているので、 これなら皆さんが簡単にでき副作用もないと確信しています。

この方法は新コロナ感染症と関係なく、すべての健康維持に必要な基本です。 国籍、年齢、性別は関係がないです。 最低3か月<私たちは100日と言いますが少し自分が変わって調子よくなった という感覚が出てきます。お試しください。

1:普段から人の体は自然の一部とご理解してください。 ですから自然界にないものは、できる限り体内へ入れない努力をします。

2:人の命は他の生命を取り入れて、自分の生命に作り替えています。 ですから生命のない食べ物は食べても人が生きるのに必要なエネルギーには なりません。生命を頂戴するのですから「一物全体」という意味で根から 茎から葉っぱや花まで」と考えるのです。 でも動植物にも毒がありますので、気を付けなければ、なりません。

3:地産地消と言って人の身体も生まれた場所、生まれた環境で変わってきます。 私は地霊と言霊が関係していると考えていますが、とにかく人も地産で決まってきます。 ですから食べてよいのはできる限り、三里四方のものが身体に合います。

4:日本で学んだ食養学では、「近くって遠いものを食べなさい」という教えが ありました。近くとは3:の地産地消であるとわかったのですが、 「遠くのもの」とはなかなかわかりませんでした。 そして学習していて分かったのは「遺伝学的に」というのだと知りました。 つまり人体に一番遺伝的に遠方にあるのは、植物であり、葉緑素でした。

5:人類は長い間飢えに苦しんできました。ですからお腹がすくのに耐えられる身体を 作ってきました。逆にたくさん食べた時の処理能力は、あまり発達していなく、 必要以上の食べ物が入ると、「食毒」という形でいろいろな形で病気を作り出して います。です.から体調が悪いと考える人がまず、すると良いのが、 自分を見直すことです。睡眠の取り方、運動の仕方、食べ物の取入れから、 ものの考え方など、そして自分で自分の体を元気にする努力をすることです。

以上ですが今回新コロナでは私は

1:葉緑素の補給

2:玄米または玄米の粉、または全粒粉または全粒粉で出来た食品

3:民間療法ですが、「板藍根の粉末と生姜の粉」を使いました。

これは飲み続けるのではありません。規定量以上使いません。

中医学では「新コロナワクチンは冷やすので、バン藍根とは併用しない。という考え方 もあるようです。でも私は消炎鎮痛剤の働きだけでなく 1、2と共にすると、ビールスの毒性を中和して、ビールスの増殖を抑えてくれていると 考えています。「エビデンスがない」と言われるかもしれませんが、 医療のエビデンスとは。「普通に元気に働ける生きた人」がエビデンスと考えている のです。「医学の言うエビデンス」と、「医療のエビデンス」は違うと考える私です。

皆様はどうお考えでしょうか? 目の前で、孫が苦しむのを見て、他の人たちも身内が苦しむのを知ると 「つらいのでないか?!」と勝手に想像して、これを書きました。 医学博士の肩書もないただの老女医ですが、お役に立つ人が一人でも増えたら うれしいのです。お読みいただきありがとうございました。


〈文責 王 瑞雲〉