王瑞雲 ブログ。論文。

「新生存学の構築を! ー人類の一番の弱点ー」  王 瑞雲

2020.6.15

「人とは何か?人の世とはどんなものか?大人になったら人間学を研究したい」
八歳の時、病床の中で,夢現の中、で考えていて、ふと枕元に座っていた母に聞いた。
母の即答は「医者になりなさい。少しはわかるかもよ」と教えられ、それから72年、ずっと考え続けて、最近やっと私なりにわかった気がする。

人の弱点は
1:人は自然をも、コントロールできると錯覚している。特に医学、医療ではひどい状態である。
2:人はついつい「選民意識」を持ってしまう。自分は他人より上の人という感覚。性差はその歴史は長い。
 支配するのは当然という意識。腕力だったり,学歴、肩書、経済力、肉体的な差異だったり。見た目の弱い人の感覚。
3:力とは見えるのと見えないのとがあるが、とにかく力を使って片づけるのは簡単なので使いたい。

人は力を使って物事を片付けたがる。子どもの頃の「陣とりごっこ」という遊び。
人は有史以来、それで多くの生命を失った。今も少しも変わっていない。よくよくかんがえてみると、今の世の有様は、私たちに多くのことを教えてくれている。新コロナパンデミックで、学習することがたくさんわかってきた。
人生経験から、人は地上をさまよい続ける。国という境界はなくなりつつあり、人と争い、少しでも多くの財を持ちたい人と、少し穏やかにつつましやかに生活したい人々の違いがはっきり見えてきた。
人が地上をさまよい続けているのはほかの地上の生命と同じ。 とにかく人は少しでも生きやすい心落ち着ける、身の置き所を探し続ける。 歴史的考察を続けていると、とっくの昔から学者さんたちは予告しておられた。
人は地上をさまよい続ける流浪の民。人同士けんかしている暇はないのに。。。。

おすすめの本は次の通り
ア:「病原微生物の氾濫」 アーノ・カーレン著。長野敬・赤松眞紀訳。青土社出版
イ:「ウイルスの反乱」 ロビン・マランツ・ヘニッグ著。長野敬・赤松眞紀訳。青土社出版
ウ:「医療殺戮」 ユースタス・マリンズ著。内海聡監修。ともはつよし社出版。

医療は生きるために必要な要素の一つに過ぎず、皆が健康で元気であれば「生きていける」のではない。
生きてゆけるためには、「医、食、住,教、法」〈新生存学〉という要素条件が全部そろわなければ生きられない。
住の中に5つの条件が付き、政治が大切になる。政治は政治家だけの問題でなく、一人づつが考えなくてはならないテーマーである。
生きているというのは奇跡。感謝しかないと私は感じている。

これから人類が存続できるためには、微生物とどう付き合うか?が大きなテーマ―となり、このテーマーの前では、国境も意味ない。
どこの責任でもない。自分の場所が発祥の地になるかもしれないと知る必要がある。
いつまでも放射能汚染の源と言われるのがつらいと経験している私たち。
人類同士けんかしている暇なんてない。

宗教とか思想、信条、イデオロギーむろん性別、年齢、国籍も関係なく、どう人として生き残れるか? 一人ひとりが考える以外ない時代に入っている。
人には自由も、平等も,そして公平もないと知るが、未来という希望は持てる。 生まれもって「生きていたい!」という「先天の気」という性悪さという陰。
正しく学習する陽の力で中庸になる。そのためにはまず自分を知ることが始まり。
自分の欠点、弱点は何か?時間あるときに考えよう。
「脳幹」が生きている限り、私たちはみな人類の一人と、どこかの本で読んだことがある。
考えるチャンスをもらった新コロナビールス騒動。本当のことが次第に明らかになってゆく。 


〈文責 王 瑞雲〉