王瑞雲 ブログ。論文。

「新生存学の構築を! ー新コロナ不安時代に生きて ー」  王 瑞雲 Wang Rui-Yun

2020.5.8

世界中の人が、新コロナビールスに振り回されていますが、少し落ち着いた方が良いと思います。
私にとっては、こんな状態「明日には生きているだろうか?」という不安の中での80年近くの人生でした。ですから今の世界は、落ち着いてこれからのことを考えればよいだけと思うのです。

①ビールス感染症に始まり、これからも起こるでしょう微生物との戦いにおいて、原因は人類側にあること。
地球上にはたくさんの生命が存在して人類ホモサピエンスだけが住民でないと考える必要があります。
いやなことが起こったら、まず他人の所為でと考えないことです、自分や自分の社会を見直してみましょう。自分側に落ち度がなかったか。個人でいえば、正しい食事できちんと養生をしていたでしょうか?人の体力、免疫力は個人差があります。
それなりの生き方をする以外ないです。それでも急に流行するというのは不安ですよね、努力してても病気になるのです。
そんな時普段から自分で手当てできれば、それに越したことはありません。皆さんは平素から、学習しておられたと思います。私は日本の水の良さと、いくら西洋食化しているとはいっても、きちんと伝統食で自分を守っておられる人たちがいると考えています。ですからパニックを起こさなくてよいと考えています

②一日中、3時間ごとに 体温計で測っておられる人たちがいます。不安で仕方ないそうです。それでわかったのですが、「電子体温計」そのものが不正確であることです。3本を同じ時に同じ方のわきの下に入れ図ってもらい、そしてまた左側を図ってもらい、それを二回繰り返しました。表示される数値はまちまちでした。皆さんも複数の体温計で、いろいろなところを測ってみてください。
ですから発熱があったら、どの体温計を使いどこで測ったか?それによって数値は違います。まずそのことを知ったほうが良いでしょう。

③今経済保障問題が議論されています。関係者の皆さんは、本当に大変です。ご苦労様ですがまずご自分の命を守ってください。
私は貧しい生活に慣れていますが、その中で一番苦しかったのは「食べ物」が買えなかったことです。本当におなかがすくのは耐えられません。栄養が取れないで体を壊します。学生時代のとうとう我慢ができなく、退学届けを解剖学の先生に提出しました。
でも私は日本の皆様に助けられ今があるのです。ですから恩返しで、今こんなときどうすれば、多くの生命が助けられるか、人のご先祖になる者として、必死に考えています。お金の保証はもちろん大切です。同時に「生存の保障が第一」です。
緊急事態が起こったときどうすれば犠牲者を一人でも出さないで助けられるか?

「日本にいる皆さん。心配しないでいてください。私たちは生命を一番大切なものと考えています。ですからすべて、出てきてください。不法入国者でも国籍のない人でもみんな仲間です。食べ物をまず提供します。安心して住める場所を提供します。 健康に対しては、皆さんが御自分でなるべくお医者さんのお世話にならないように学習研究してください」
と宣言したらまず人に生きる希望が出ます。

人の生きる自信は「医、食、住」が安定して初めてぐっすり眠れて、力が出るのです。これが生存の保障。これさえできれば順次片付いてゆきます。
緊急な時ほど、お金が必要になります、真っ先に無駄なお金の使い方はないでしょうか?
人の命が大切と言いながら、世界中では人殺しの研究に多額のお金を使っています。 そんなお金があるなら、真っ先に地球の大掃除をする清掃代に使った方が良いのです。海も空気も問題だらけです。 地球上の海や空気をきれいにできないでしょうか?若い人たちが気候環境問題が心配で学校へもいけないのです。
今回の新コロナの問題は人類へ突き付けられたテーマです。 人類は自滅を望むのか?それとももっと生きていたいのか?私は天地がそう問うていると思います。 地球上を傷つけ、生物の生命の始まりであるあらゆる植物の生命を蘇らせる。そんなことから始めないといけないと思います。
お金を追いかけるとお金は逃げます、いざの時はお金は余り役に立ちません。どうかまず生きていけるための「生存の保障」を発表してほしいと願っています。

今、日本にいてもフラフラになるくらい、お腹すかせている子どもや若い人たちがおられるのでないか心配です。 不法在留で出てこれないかもしれない。無国籍状態かもしれない。ともかく今一番条件の悪い人達の生命を守ってあげてください。 この日本という大地は、あらゆる生命が宿ることができる場です。人身事故が一例もなくなるように、早くに手を打ってください。
生命優先。世界に模範を示してほしいです。きっとできると信じています。世界中が日本はどうするか?見守っています。


〈文責 王 瑞雲〉