王瑞雲 ブログ。論文。

「新生存学の構築を! ーすべての農家を守ること。肺を守るためには、消化器(脾、胃)を健全にー」  王 瑞雲

2020.5.1

今回の新コロナビールス感染症は、私たち人類に多くのことを教えてくれています。
特徴はすぐ呼吸器がやられるという病証です。人の体は60兆個という細胞の集まり(多細胞生物)と言われ、それぞれの細胞が仕事分担をして、一つの社会(有機体)を形成しています。
ですから私たちは診察するときはいつも全身のことを頭に入れて考えて診察をしていました。

皮膚疾患でも、脱毛でも、すべて全身と関係があるのです。
そして細胞ひとつづつは口から入ってくる生命ある他の生物を食べることで、体内の自分の生命に作り替えて生きてきました。 ですから生命のない化学製品はすべて毒となって、代謝されることも難しく体内で蓄積して、生体内環境を悪くして、生きている細胞を悪性化させるのです。

東洋医学では肺を守るには、まず消化器の働きを全身正すことと分かっています。
東洋医学、中医学の基本は5臓6腑,陰陽、5行説から始まります。(添付図を見てください)
木(肝)、火(心),土(脾,胃)、金(肺),水(腎)という5角形で順番に親子関係になっています。 木(肝)が親であれば、火(心)に向かって進んで火(心)はこども。この関係は相助の関係です。 詳しくは省きますが、金(肺)を助けるには、まずその親である、土(脾、胃)を守ることです。親がしっかりすれば、子どもはまともに働くのです。
ですから新コロナで感染予防するには、食べ物をまともにすることです。

人間が口にいててよいもの。いけないもの、皮膚や吸入するものすべて点検しなおすことと、私たちが食べ物に何を混ぜているのか?反省することから急いで始める必要があります。
日本は島国です。イザの時鎖国状態になったらどう生き延びるか?いつも皆さんは考えておられるとのことですが、中にはのんびり輸入に頼むという方もおられるでしょう。 ともかく私はずーっといつも緊急非常事態の生活できましたので、今から起こることが心配なのです。
お金がなくても「医、食、住」が保証されれば、人々は生きていかれます。こんな時はお金は余り役に立てません。本当の食べ物が大切です。 ですから今せねばならないことは、まず日本国内の本物の食べ物の確保です。東京周辺の農家の人々をまず守ってください。余りむろん地方の生産地も同じです。
それから一般の人は急いで、食べられる野草、薬になる野草、毒になる植物など自己学習してください。 私は50年間患者さんたちに伝え続けてきましたが、今見知らぬ人たちにもお伝えしています。
ご自分の生きる力を信じることです。誰かが何とかしてくれるのを待つのでなく、一人づつが自分でできることをする。 そして周りの人が生きてゆかれるのを助けてあげてください。これが非常事態の時の過ごし方です。

時間があれば言葉を学んでください。日本語は素晴らしいですよ。まともにきちんと日本語もわからない日本の方にあって、本当にもったいないと思います。 これをチャンスにご自分の足元をしっかり見てください。子どもたちには昔ばなしから始めてもよいでしょう。
そして子どもたちにご先祖からのルーツを伝えてください。それが子どもたちの生きる力となります。
日本は学ぶには恵まれているので、それで、あっという間に時間は過ぎます。少しでも不利な立場の人がいると知ったら、応援してください。

精神的余裕がないと文化文明は衰退してゆきます。芸術が消えてゆくとどんなにつらい世界になるか?
つつましやかな生活でも、志は高く。
上に立つ人たちの必死に働いてくれていますが、過労で倒れないように祈るばかりです。なるべく医療者の負担にならない、それが社会を支えます。
お庭やプランタで種まきをはじめましよう。


〈文責 王 瑞雲〉

*参考文献
「医療殺戮」ユータス・マリンズ:著作 内海聡:監修 ともはつよし社:出版