王瑞雲 ブログ。論文。

「人の誇りを忘れない方々へ」  王 瑞雲

2018.6.20

 私は東城百合子先生を尊敬し、先生から沢山の事を私なりに学ぶ事が出来ました。
この度、先生が力を入れておられる「日本がもっと好きになる」誌の配布をお手伝いしようと考えましたのは、私達が今、時代的に選択を迫られる時期にいると認識しているからです。一人一人が歴史を作り、又その歴史が人を作ります。私達は一人ずつ頭を持ち、一人ずつ考えて行動する様に人体は作られています。ですから歴史は人の数程あります。同じ人がこの世に存在しないからです。歴史学は「正しいか、正しくないか」で決める学問ではなく、「本当は何があったか?」その正確さを研究する学問なのです。
 私が日本で生まれ、この社会で学ばせて頂き、医師として「日本の伝統食を中心とした伝統統合医療はすばらしい!」と信じているのは、東城先生のおっしゃるよう、自然から生命を頂いていますと生命の引き継ぎを感じ、生きている事への感謝の念が沸くからです。「自分が生きていたい様に、世界中の他の人々も生きていたいのでしょう」と想像出来、力を使って物事を処理しようとしなくなります。お天道様が全てを見ておられますので、決してウソもつけなく、全て陰陽共々ありのままに受け入れ、真実を知る事が出来ます。
真実とは、科学的に自然に近いものです。作り物ではない本物。今、私達はこれほどの大量の情報の中で、本物を見付けるのは本当に大変な事なのです。その基本が、本当の歴史を自分の立場で学ぶ事です。
 東城百合子先生がおっしゃる様に、神話は大切です。世界中、どこの社会でも神話はあり、言い伝えがあり、私達は子ども時代にそれを学んで来たのです。そして多くの人々が集まり、国が造られてゆく、その国造りの歴史を正しく学ぶというのは、未来を生きる子ども達にとって、とても大切なのです。その意味で「日本がもっと好きになる」誌はすばらしい教材です。そして科学軽視の態度を子どもの頃から根付かさない努力が要求されるのです。「本当の事を知って、もっと日本を好きになってほしい!」と、私は願っています。


〈文責:王 瑞雲〉